ふるさとの山川岩があるしじま

昨夜は遅くまで飲みました。酒好きの兄と妹夫婦と甥っ子と。
話し好きで自慢好きの兄の話を聞いて暮れました。

その余韻の二日酔いが残っている薄暗い早朝、兄の寝言で目覚めた私は、ひたすら子ども時代に遊んだ神社まで1時間ばかりをかけてあちらこちらと寄り道をしながら歩きました。
半世紀以上も前に遊んだ手洗い場の岩場やほこら、奉納相撲をした腕白小僧の汗までも感じる広場や、飛び込んだ滝のある水場、銀杏を拾って顔中真っ赤になった太い幹までが、出迎えてくれました。
ふるさとが涙で曇ってきました。
あらあら涙もろくなってきたもんだわ。

ふるさとはお年寄りが増えました。
でも、ここの甥っ子は来週結婚してこの地に住んでくれるというのです。妹と同居が決まっています。

法事という集いを前に妹が呼んでくれて良かった。
何年ぶりかでふるさとに触れました。

10時には、移動して姉の嫁ぎ先での法要が始まり、墓地へ行って手を合わせ、昼膳を一同で頂き、姪っ子の車で、明石へ送ってもらってそこから大阪へ・・・少し疲れたけれど充実した2日間だったかな。