「秋を感じる瞬間」柚子こしょう

空いっぱいに向かって可愛く育った鷹の爪を収穫して洗ってへたを取って、道の駅で彼が仕入れてきてくれた青い柚子の皮を薄くむいて、塩とお酒を入れて、フードプロセッサーでブイーンと回す瞬間秋をかんじます。
顔中が赤くなり手が火照ってたまらないのに、なぜかやめられないのです。
やっぱりあの人この人、美味しいたまらないと言って下さる方々への秋ならではのプレゼントです。
最近は、私はいらない、口に合わないと言って辞退して下さる方も出てきたので、かえってありがたく数もよめるというものです。
もらっておいて「こんな辛いもの食べる人の気がしれない」と言われているのではないかと思うとひけてきます。正直に言うことの大切さ、私もこれから言うことにしようかなと思ったら、私は好き嫌いがなくっていただいたら何でも消化してしまって。
今日も、昨日菜園から収穫してきた青い鷹の爪をブイーンとしています。
菜園仲間が、うちにはフードプロセッサーがないので作ってくれませんかと頼まれ、柚子や塩や酒を提供して頑張って作っています。
柚子こしょう、これも秋を感じる一瞬でしょうかね。
柚子こしょうに使った柚子の果汁は薄口しょうゆと合わせてポン酢に早変わり、これもあっさりしておいしいものです。
鍋物が美味しくなる季節、柚子こしょうとポン酢で熱燗ですね。