納骨に会いに来てたか兄自身

兄の49日の法事に神戸の奥まで行ってきました。
辛かったみんなの顔も義姉を除いては一種のお祭りのような表情でのつどいです。
それが我が血筋なのかもしれません。
姉と明石で待ち合わせ、雨の為か大渋滞のバスに乗ること1時間、兄が足しげく通っていた仲良しの和尚さんに葬儀をお任せしたので、今日の法要もそのお寺で執り行われました。
山の中の静かなたたずまいのお寺は、短歌を好んだ兄の格好の場所だったように思います。そこで読経の後の会食も賑やかに済ませ、久しぶりの家族と和やかに団欒の時を過ごしました。
それから明石の市民墓地公園の一角にある父母が眠る墓地へ出かけ納骨もすませました。
それまで肌寒い大雨が降っていたのに、墓場へ行くとピタッとやみ、読経の中を兄の姿が見え隠れするようで涙があふれました。
父母の墓を丹波からここに移し、自分がこの墓へ入っても、妻や子供たちに来てもらえるようにとの、筋書き通りになったかのようです。
やすらかにおねむりなさいね、おにいさま。