花を召しませ召しませ菊を

最近、菜園に出かけて行くとオットセイは大きな花束を持って帰ってくる。
でも家には、その花は一瞬だけ。住宅マンションの玄関にバケツいっぱいその花を入れて帰ってくる。あわてて[菊の花お持ち帰りください」とメモ書きをするのは、花クラブの私の仕事。
その花は、家庭菜園に6月、オットセイが挿し木をした菊の花、畑の2畝は今菊の真っ盛り。家庭菜園をしている人たちには勿論、持ち帰りの途中で出会った人にも、特に女性には「ハイ」と手渡して喜ばれている。私が留守だった昨日も玄関に花を置いたら持ち帰る人がすぐ寄って来られてなくなってしまったそうな、嬉しい悲鳴をあげていた。
今日は私も菜園に行って草取りなど手伝ったから、菊の花を摘んだのは私、いつもの場所へ置こうとすると、「玄関はあちらの棟もあるんだから置いて頂戴」とたまたまこちらへ来ている人から言われ、バケツを抱えて置きに行く。誰もかれもから有難う有難うと言われると嬉しい。特に今日はバケツの後始末をしに行ったらバケツの水や花柄や葉はきれいに片付けられてあり、こちらが感謝したい気分がした。