大文字めざしみんなで20人

朝5時起きで、弁当を作り、いざめざすは京都京阪三条駅、あるOBの集い。
日頃から、娘夫婦が連れて行ってあげるからと誘ってくれていたのだけれど行けなかった。
オットセイのOB会でこんな企画が出て募集した時から「連れて行って・・・」と頼み込む。
時は秋、快晴の京都、行楽日和の中を、颯爽と歩き始めた。
南禅寺横の蹴上げインクラインを右に見ながら、日向大神宮へ立ち寄る。紅葉の隠れた名所だそうでカメラマンが大勢詰め掛けていた。紅葉を満喫し、大文字山へ。その道のりは今日の参加者のうち、山歩きになれていない人が多数で、時間が遅れ予定は大幅に遅れたけれど、どうにか三角点からあのあこがれの火床に一斉にたどり着く。予想に反して大文字の大きさ、たきぎを積み重ねる場所が、山全体に広がっていて近くで見るとどこがどこだか分からないくらい。ぱっと広がる京都を一望して感動し銀閣寺へ下りて解散。
こんな山でも、甘く見てはいけないとつくづく思う。老婦人5〜6人が、青くなってもう降りたいくらいです。こんな企画だと知らなかった、ハイキングだと思っていました、など口々に言われ、企画した人たちは、「参加したい人をふるい落とす事も出来ず、まして年齢制限も出来ず、自分で判断していただかないと困りますわ」などと答えていらしたけれど大変な事だと思う。そんな人たちを手をつなぎ、荷物を持ち、励ましあって完走の運びとなり、みんなの嬉々とした笑顔が輝いていてホッとした。
写真は帰途、娘の迎えを受けて、娘夫婦のマンションへ。彼は出張だったので、3人でビールとワインで乾杯。娘の手早いもてなしに感心した。