歌舞伎座の松井誠に燃えた夜

お茶を飲むと言う皆と別れを告げて、一目散に難波歌舞伎座へ。
昨日の夜、友から誘いを受けた。「券を2枚いただいたんだけど付き合ってくれない?」「駄目なのよ、明日は忘年会で11時半に梅田なの」「それはよかったこちらは4時からなの、頼むから・・・寝てていいのよ」
「松井誠」だと来てはじめて知った。これは何者かと思いながらの観劇。
旅役者をルーツに持つ彼が、頑張って成功したと言うだけあってそれは素晴らしい奮闘公演だった。男前で動きに華がありエネルギーにあふれていた。久しぶりに男性にときめいてしまった。これでもかこれでもかと言うほどのサービス振りに、役者も大変なんだなあ、身体をはって生きているとその一生懸命さに見ているほうがいいかげんではいられなかった。
フィナーレで投げられたタオルが届く1階席の花道の下という場所もよかったのかもしれない。