夙川のさくらが人を呼び寄せる

素晴らしい快晴、歌いたいような春爛漫のさくら日和。夙川沿いに住む友人の誘いを受けて、同級生7人が集う。
沿道には聞きしに勝る古いさくらの木々がいちめんをおおいつくしてその下ではブルーシートが花見客を待っていた。友人が花見弁当を作り、場所を取ってくれていたおかげで、さくらの大木に見守られながらおしゃべりに興じる事が出来た。入れ替わり立ち代りツアーの人たちが団体ごとにさくら見学のために歩いて通られる。ここから浜側にはヨットハーバーがあって、そこまでいい散歩コースなのだそうで、きっと阪急夙川駅からJRの線路をまたいで、阪神甲炉園まで歩かれたことだろう。お元気そうなお年寄りや若い人たち入り混じっての団体客をみとれてしまった。とにかく人が多い、それに負けじと声を限りに思い出話のなかに入り込んで飲んでは食べ食べては飲んで。よその人たちが見たら大阪のおばチャンだとすぐわかる集団にうつった事だろうなあ。10時半から座り込んで夕方薄ら寒い花冷えの頃まで語り合った。
花いっぱいの友人の家を訪れて、果物やお菓子とお茶を飲ませていただき満腹な気分で阪急夙川駅まで歩いて帰る。