じゃが芋のいとしさ恵み掘りあげる

玉ねぎに続いていよいよじゃが芋が収穫期を迎えた。今日はじゃが芋の試し掘り。と言っても2畝だけの家庭菜園で量など知れているけれどたまらなく愛しい物を手にとるように土を掘る。青空のもと、腰痛を訴えたオットセイの手伝いをかって出たものの、へっぴり腰でスコップを持つ私の横で、「そこそこ、ア傷つけた」「まだあるかも分からんもう一度そこの土をのけて」などどうも外野がうるさくて叶わない。大汗をかきながらメークインと男爵それぞれ籠に入れた喜びはたまらない。小さな親指大のものまで拾い集める。酒のお供に煮っ転がしにするつもり。私達の収穫を見ていた菜園仲間のご近所のおじさん方が、「オ、これはいける、うちのもためし掘りをしてみよう」と2人が1株ずつ掘って見たけれど「まだまだ出来てない」と残念がっている。この人たちが聞かれるので「小玉ねぎと帆立貝柱のスープ煮」や「じゃが芋の煮っ転がし」を教え、奥様を介護しつつ菜園を趣味とされる人に男の料理にもってこいやと簡単料理を喜ばれた。
小粒じゃが芋の煮っ転がしレシピとしては
①芋400gくらいは皮をむく。
②サラダ油で焼き色が出るくらいまで炒める。
③だし汁1〜2カップ、砂糖大匙2、ミリン大匙2、をいれて5分ほど煮る。
④醤油と酒大匙2〜3入れて煮汁がなくなるまで煮る。