アさてさては南京玉すだれ

午後から難波での南京玉スダレの久しぶりの教室に出かける。みんなと大道芸の玉スダレを振りかざしていると、何か別の力が湧いてくるようで、アさては南京玉スダレ、ちょいと伸ばせば・・・とみんなの息が合う。唯、久しぶりなのと、年が年だけに伸び伸びと踊れないので、先生も気が気でないと思う。新人が来られていて、一々助手の先生から習われているのを見たら、はじめたあの頃を思い出して懐かしい。
オットセイの母も、何かの集いにはこの玉スダレを、他の兄弟と4人で上手に踊って座を賑わせてくれたものだった。今の先生はその母も習った先生なので感慨深い。母の形見の玉スダレをオットセイからもらって習い始めたいきさつがあるだけに、今日は朝から「はよ行きや、まだか」と気配りを見せてくれた。おかげで早めに出て、道具屋横丁、黒門市場などぶらりぶらりと見て歩いた。ここは外人が観光のコースになっているのか大勢に出会った。