訃報二つこの年の瀬に友がなく

昨日から電話をいただいた。我が家へ来ている友のご主人が亡くなったと聞き、今日の葬儀に参列。
9月に発病した肺ガンが手遅れで手術も出来ずあまり苦しまず穏やかに死を迎えられたときく。
若い頃読書グループでご一緒だった関係でその仲間が思いがけず5〜6人見えていた。あんまりの久しぶりの対面に手を取り合って再会を喜んだ。声を押し殺して「元気ですか!」「ええ元気よこの故人と同じ80歳なの」この若さにはびっくり。帰りはお出迎えのご主人の車で参列していた友と二人のせて帰っていただく。
夕方電話が入る。東京にいる友のご主人の思いがけない訃報だった。
こちらは、すい臓ガン、夏まで腰痛がひどくて仕事がきついからだろうと我慢していたそうで、大病院に見てもらった時はときすでに遅くこちらも手術を受けられない状態だった。
昨日亡くなっても通夜は30日で葬儀は31日になるほど葬儀社も混んでいる様子。この長時間守り続ける友の気持ちを考えるとたまらない。跳んで行きたいけれどままならない年の瀬、お二人の冥福をお祈りするばかり。
どちらも電気関係の仕事で自分の替わりは誰もいないと豪語する働き者だったという。ほどほどがよかったんでは・・・なんてこちらが言うことはないかもしれないけれど、仕事オンリーの人は特に気をつけていただきたい。早期発見早期治療を。