老い支度物をもらってくれないか

友人から、こんな電話がかかってきた。もう70歳をとっくに過ぎてはいるけれどしょさが若いので、まさかそこまで考えているとは思っても見なかった。重箱や皿など私には必需品だけどどうしても置く場所に限りがあるし、今持っている物で間に合っているからと丁重にお断りした。
そう言えばオットセイの父がなくなったときにも物を捨てるのにどれだけ焼却場へ運んだことか、生前の舅にとって宝物でも私たちにはゴミと一緒、情けないほどのゴミの山だった。
生前に捨てることを考え出した友人の行動に拍手を送りたい。そして来るべき老後の為にも持ち物整理をして整頓を心がけたいとおもった。