工事中の庭にけなげな玉スダレ

この工事の為に毎朝ここの花を運んで裏山ではイングリッシュガーデンならぬ雑多なお花畑と化した、その中でこの彼岸花科の玉スダレは強いし球根なのでほっておいた。幸いな事に事なきを得て今は盛りと咲き誇って通る人々を慰めている。
皆様はベランダの防水工事にともない片付けることになった花や植木を捨てるには忍びないからと紫陽花や、アロエ、さつきにおもとまで、「植えてください、枯れてもいいです」と持って来て下さる。多くの人の分まで植える場所に困っているくらい。ここも善人が多いんだなあ。花好きに悪いものはいないと母が口癖のように言っていたっけ。ふるさとの庭にも咲いていたこの白い玉スダレ・・・。心の癒しの花々をここのマンションの子供たちの故郷の花として咲かせてやりたい。