思い出をアルバムさえもちょん切ろう

ベランダの窓のアルミサッシのゴムが大幅にたるんだり緩んだり、まるで私達のように老いぼれた。理事会の斡旋で申し込みをしたところだけメンテナンスに来ていただけることになり、これで冬にすきま風に悩む事はない。
そのために時間が釘づけになったので、パソコンでアルバム整理、若い頃からのものをデジタル化してCDに取り込んだ。
そのアルバムに書き込んだ自分の幼い字までいとおしくて捨てきれないアルバムを、思い切って捨てる事にした。
自分の親や舅や姑がが亡くなった時、始末に困ったのが写真、どうしようもなく皆で分けたり、義弟に預けたり、「自分達は身軽にしておこうね」といったものなのにもう増え続けている。
せっせと、心を鬼にして多くの思い出とさよならした。