アンティックのテーブルセットそのままに

昨日、友人が訪ねてくれ、四方山話と遊びのプランなどを立てていた時、「家も古くなってね、買い換えたい物が一杯なんよ」と家のリフォームの事などに話が弾む。
そしてふと、次女が6月に足の見舞いに帰阪した時の言葉を友に話はじめた途端、涙ぐんでしまった。
「この古いテーブルセットを買い換えたいんよ、見て、傷だらけで塗料もはげてんのよ」
娘いわく「お母さん、こんなの捨てるのもったいないよ、がたが来てるわけでもなし、置いといてよ、私たちの思い出が詰まってるんよ、買い換えたものより値打ちがあるんよ、若い人はアンティックに走っている時代に・・・。」
新しい仕事をしている割に、いやしているからか、この言葉を言ってくれて迷いが吹っ飛んだ、大事にしょう・・・。
友は優しく笑って「そうよ・・・そうだわね」と言ってくれた。
今朝、その椅子を磨きに磨いている。