新年の家族育む二上山

「ヤッホー、ヤッホウ」と言いながらどこかの子ども達が駆け登る二上山。杖をつきながらふうふうと汗かき汗かき歩をすす進める私たちに、挑戦するかのよう・・・。するとオットセイが「アッホウ」と返した。びっくりして親子連れを見ると純粋に子どもらは、「おっちゃんのアッホウ」と。そして笑いあって山に幸せがこだまする・・・。
奈良盆地関西空港、大阪を眼下に眺めつつの山の広場には、新年の休暇を故里に帰ったらしい親子孫連れなどで賑わっていました。11時頃の少し早い昼食仕度にかかり、コンロで豚汁を煮はじめ持ってきた弁当で酒なしの食事。
特に人前で話す事もなくまして私の気持ちは、箱根駅伝の復路に順天堂が逃げ切れるかなどと心が其処にあらずの状況でしたので早々と打ち切り下山。すぐそこにある当麻寺も寄ろうよと言うオットセイに又今度付き合うから今日だけはひたすら家に帰って!と。
間に合いました。
もう到着地点まで、10人目が必死にひた走りゴールを目指していました。「ヤッター、ヤッタね」、懸命さに最後の1人まで応援して燃えました。そして美しい青春を力いっぱい母校の為に果した部員の目がらんらんと輝いていて・・・まぶしい若さにいっぱいのエネルギーをもらいました。