山の辺のぬくもりにあう初歩き

句友8人と共に、奈良の山の辺の道を歩きました。
電車に乗った途端に、川柳の遊び「割り句」をはじめてその賑やかな事、これは、5字と7字ををそれぞれの紙に書き込んで、それぞれにその紙を配られる。それらの5と7の字を上に下の句(座五)を考える・・・それによって一つの川柳に成り上がるというもの。
私には
・「腹減った」と・「通り過ぎてく」が来たので・「美味い店」をつけました。
・「初恋の」と ・「心も軽く」  が来たので・「ラブレター」をつけました。
ひとつの句を三人の語呂で出来て行くおかしさ。8人の句を披講したら、それぞれ面白い句になりました。
電車の中からはじめた、割り句は昼の膳を食べるときも続き、店のおばチャンからも感心されました。それは面白い俳句ですね・・・と。
天理まで電車で行き、そこから歩いて、石上神宮を振り出しに、三輪神社まで、しめて15kgばかりの快晴の中を歩きました。
途中、産直野菜の無人販売に釘付けになる皆様、
「まだ歩きますよ、重たいよ」。
いっぱいの話といっぱいの歩き、そしていっぱいのお土産、お喋りと好奇心で予定の時間は大幅に遅れたものの、楽しい一日にみな満足でした。
夕食は留守番を守るご主人様に携帯で遅くなる7時過ぎるからと電話した方4人、食事は勝手に食べてねと電話する方4人がそれぞれ別れて、自宅へ帰る組と、行きつけのビヤホールへ繰り出す者とに別れたのでした。
私はどちらでしょう・・・実は寝息の聞こえる11時少し過ぎた時間にほろ酔い気分、ご機嫌さんで帰宅したのでした。