久しぶり博物館と盆梅と

寒くて菜園での仕事にならないので、行きたいと思っていた緑化センターと博物館へと二人の意見が一致。
そこで、オットセイと同じぐらいの年齢の方がボランティアの説明をして下さるという。
ここで腕白時代を堺で大きくなった2人、掛け合いの漫才のような会話が始まりました。
「これは古墳群の地図ですわ」
「この、仁徳さんのお濠へ入って泳ぎまして、怒られましたわ」
「ア、ここ、ここへ疎開してましてん・・・」
「ここまで海でしてん・・・、ここで、アサリをとりましてなあ、足でコチョコチョと触ったら、一杯とれて、もって帰ったら親にしかられましてん、毎日食べられるかい!て言いよりましてなあ」

歩いて説明を受けるとすべてそれが2人の思い出につながるから、30分ぐらいで終わる所を2時間近く、お付き合いをさせてしまいました。
「ものの始まりなんでも堺」を知らない私は、その話を聞きながら興味深く展示物を見てまわりました。

同じ公園内の緑化センターももう春の花々が咲き、盆梅展が開かれていました。チューリップもどういう仕掛けをしたのか庭中真っ盛り、木々の芽も吹き始めて、9日からはそのグリーンのフェスタも開かれるようで・・・又再訪したいものです。

お腹がすいているので、一目散に家へと急いでいるとおもったら、
「やっぱり気になる、菜園で人参の収穫や」
かくしてひょこいがんだような人参を収穫して家路にと急ぎました。
外食はしない主義の、午前中の出来事でした。