すすり泣き忍び笑いのおくりびと

今日は金曜日、久方ぶりの10月1週の方3人が見えて、一緒に作って食べる会。お喋りしながら、作り、一緒に食べて生活の話あれこれ。中でも私の玉すだれを見て流派は違うけれど習い始めたと言う人は、出演場所が決まり楽しそう。

皆さんが帰られた後、オットセイも帰宅


「約束の映画へ出かけるわよ、3時半からだからね・・・お昼寝すんだら行こね」と念を押すと「やっぱりやめや、菜園で働きすぎて足腰が痛い、あんた一人で行っておいで」と来た。
「えーっ娘がブログで進めていたときは行くって言ってたやんか。じゃ、行ってきます、映画が終わったら夕方6時過ぎるけどいい?ご飯食べててね」
2時半から一駅を歩きで映画館へ。
映画「おくりびと」観賞。
なんとも、人々の機微がわかるなあと言う映画、笑えて泣けてくる映画、妻の立場を明るく演じた広末涼子の素顔が良かった。こんな商売があったんだという驚き。全て新鮮でよかった。見たいと思っていたものを見終わってすっきりした。

暗くなってきた30分もの道を、来た道を歩きで帰って来た。歩道を学生が自転車を飛ばして集団で通るし、ぼさっとした男の暇そうな人が急にこちらをむくとヒヤッとして身を硬くしたり、祭りの音曲の練習が聞こえるのでそこの集落に寄り道して聞かせていただく。夜の一人歩きはもう止めよ、緊張したわ、こわかった。