今週のお題:私の転機

本当ならば、彼に出会った時に、彼の顔までが赤く見えた運命の赤い糸のことを書けばいいのでしょうが、山あり谷ありでその感動は少し霞みがかかって心の奥底の懐かしい思い出としてとっておきます。

私の転機は結婚生活当初から読んでいた婦人○友との出会いだったと思います。子供が産まれて引っ越して二女が産まれてしばらくして、その本の愛読者の会に誘われ、主婦がグループで衣食住家計簿のことを学んで実践している・・・その事にものすごい感動を覚えました。
その会では、地区毎のグループ5〜6人に分かれていてそれぞれの家に会員を招いて、手作りの物を持ち寄り昼の膳を一緒にするのです。私たちのグループでは、婦人○友の雑誌の食の記事を必ず作りあおうと決めていました。
婦人○友の発売と共にひもといて作ったおかずの数々は、私と家族の食生活を豊かにしてくれました。
老親の介護に多忙でもあり、15年ほど会員だったのを辞して、専念する事になりました。
その折に、別れはつらいから、今までのように家で料理を作って楽しむ会をしてくれないかと頼まれました。
親はパートの方と妹とで手分けをして、週3度でいいとの事だったので4人の方が我が家に見える日を月一日ならとお受けしました。
でも、そのことを聞きつけて来たい来たいと、申し出が多く、日を分けて来て頂きますと2日になり3日になり月に4日になり、結局月8日間色々なカラーの方たちの食事会が我が家で20年に渡って行なわれる事となりました。ワープロで献立を書きそれをコピー、写真は現像に出したものををつけていたものでしたのに、今はワードで献立を書き込み、写真と共に印刷をしてと随分楽になりました。
「婦人○友」との出会いは若くして結婚した主婦としての私の指針でした。