キャンペーン夢を売る唄仕掛人

カラオケの教室の日、中島ゆきこの「花月夜」を師匠からここの音が外れてるここやここと注意をこっぴどく受け自分のいたらなさを反省、唄そのものを諦めようかと思うほど落ち込んでいたその時、カラオケ仲間が自分の経験を元に色々アドバイスして励ましてくれ力強さをひしひしと感じました。

そんな折り、今度デビューするといいう意気のいい若い歌手が普段着で入ってきて
「♪紀川寿志です、和歌山慕情でデビューします、どうぞよろしく♪」
とのこと。折り目正しく自分の夢を売るために頭を下げて笑顔を見せる礼儀の良さ、思わず応援するわよ、頑張ってと言わずにはおれませんでした。彼のひた向きさがCD一枚にでもつながればいいのにとそのボリュームのある歌声を聞いていて応援せずにはいられませんでした。
その同じカラオケ喫茶に「美山 愛」なる70歳以上かと思える歌手デビュー来店ライブ・・・なるものが貼ってありました。好きこそ物の上手とはいってもこのお年?でデビューとは・・・。
でも一人の歌手を育てるのに会社の入れ込み様は大変なものだとおもいます。それにこたえられる歌手の重責はどれだけなことでしょう。身体を張って声を売る人の世を強く生きてほしいと感じました。