10年近く前、まだ健在だった姉と4人姉妹で但馬を旅した折に、道中ふと立ち寄った花屋の店先でまだ花が咲いていないような、小さなクレマチスを買いました。
それが、成長して植木鉢を3回大きくしていって毎年花をつけています。
その頃、クリスマスの頃に友達の家の庭で真っ赤な実をつけたヒイラギをいただきました。そのひいらぎの実をクレマチスの植木鉢に埋めておきました。芽が出て伸びてじゃまだから抜こうかと思いながらも2本は同居していました。
それが今、同時に花を咲かせています。
まるで労りつつの夫婦のように。
12月の頃、その花が真っ赤な実をつけてくれるように祈っています。
その頃、クレマチスは、枯れ枝と化して、一番大事な時期だろうと思いますがはかなさを感じるときです。
それを年中青々としているひいらぎは優しく見守っているのです。
共存して根を絡ませて力強く生きていく・・・見習いたいものです。