火柱に修験者の顔燃えている

初めての体験でした。
お不動さんの広場の中央に井桁に組まれた大きなやぐらのようなものにヒノキの葉つきの枝がうず高く積み上げられ、それに向かってお坊さんのご祈祷があり多くの修験者たちのほらや鐘や小さめの太鼓のような物などの音曲に合わせて、般若心経の読経がさらに高まりました。そして火がつけられました。
立ち上る煙が、お雨の降り注ぐ大空に一直線に向かって立ち上りました。
それを合図に修験者の方たちがいよいよ護摩木を一斉にほうりこんで、燃やしていきました。
護摩木の煙がやがて赤い火の塊となって天に昇っていく迫力!!
「これが見てほしかったのよね」
滝谷不動への誘いをしてくれた友人が雨でぬれた顔をほころばせていました。
燃え尽きるまではおられなくて雨の中を引き上げましたが、自分の祈りを書いた護摩木を収める人達であふれかえっていました。
昼には美味しいお店に入って三段重のお弁当をいただいたしイベント好きには応えられない一日でした。