探してもない食物をあさる犬

朝の五時、ばあばは服を着はじめた、さては散歩に連れていってくれるかもと、大きな声で吠えてみた。ばあばは花クラブへ行きたいんみたい、でも詰めにも一度泣き叫んだらくさりをはめてくれた。とたん一目散に外でましたに。
いつもの道をくんくんくん、楽しいな、幸せだなあ、ルンルンルン。
昼ご飯の準備におわれるばあばのキッチンの足元でくんくん、餌はないかと捜し回ります。きつく止められているのでドッグフード以外はくれません。せめて塩分だけでもとじいじの足をなめたら、ヤメテクレイ!と逃げられました。ああ、人間はいいなあ、昼からビールを飲んで食べている!おいらは夜まで水ばかり!昼寝でもするかな。