時に二人あなた行くとこついて行く

明日の料理の買い出しも済んだし、
「ね、金柑まだ生っていたよね、採りに行くわ」
かくして、菜園に来てみれば、菊の咲き終わりの茎が残っているし、草もはえているし、草取りに夢中になる。
「収穫も済んだし、さあ帰ろうか」
と中々草取りをやめない私にしびれを切らしている。
「ビールなど買いに行くけどついて行くかな」
「帰るわ、歩いて帰る、運動不足なので」
きれいな公園への道まで30分から40分を歩いて帰る。
ゆっくり時が流れている、平穏が有難い。

テレビで冬至の当日、柚子湯につかるおじいちゃんの姿が映っていた・・・
「いこや、いこか」
極楽湯に電話したら、”柚子湯あります”とのことそれっとばかりに乗り込んだ。
ゆったり40分かけて、風呂三昧、柚子湯につかり、あっちに行きこっちでつかり、そして気分が悪くなっちゃった。
湯あたりをしたらしい。
外国なまりの流暢な日本語の、中国人らしい3人組が水で冷やせだの、血圧はどうなのかとか、色々親身になってくれました。
1時間の約束で待っていた彼は、待合所で、待ちくたびれていました。
顔を見つけた途端、湯あたりした気分は収まりました。