帰宅する背中に夕陽まっかっか

午前に友人が、こちらが送るべきの書類を取りに来てくれた。
その友人と車の中で沢山お喋り(オットが畑に行くとき、私の姿を見て、帰宅しても喋っていたと呆れていた)、そのまま、喫茶館で喋り、ああ、気がせいせいした。
聞き上手、喋らせ上手で気が合う同士、大変ありがたいと感謝。

マンションまで帰ると、2年間の癌でご主人様に先立たれたという方とぱったり出会う。
「仏壇が来ました、手を合わせてやってもらえませんか」
と言われてお宅へ。
花クラブなどに出ていると彼が散歩、頭の帽子をとって「ここまでなりましてん」と癌治療の様子を話してくださったり、車を買い替えたと教えてくれたり、孫が生まれた、息子が就職しましたと教えてくれる気さくな彼でした。その方がもう亡くなっていたとは・・・。
61才の若さであったと伺いただただご冥福をお祈りするしかありません。

夕方、買い物から帰宅すると真っ赤な夕陽、遠くに通天閣まで見える寒空、冬の澄み渡るビンとした空気が嬉しい。
夕陽は必ず昇る、元気を出して頑張ってほしいと又も手を合わせました。