あら大変徳利の頭がなくなった

あら大変徳利の頭がなくなった

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何かの拍子で、夫のお手軽に飲める、徳利の首がなくなった。

ころり転げた本体は、テーブルに残り首だけが落ちてしまった。

もう一つあるので捨てようかとも思ったけれど、きっちり屋の夫のこと,すぐ気が付くだろうかと思ったので夕餉の食卓に何げなくおいて様子を見る。

夫が持ったトタン首がポロリ、

「あらあら、大事な徳利、割ったんやね」

とシラをくくると、夫が笑って、

「またまたやってくれましたな」

「割ったの久しぶりと思わない」

それでおしまい。

まだ言っていないお皿や茶わんがあるのだけど内緒!

なんでこうなのかな?