今一度読みかけの本曽野綾子

古本を整理していたら昭和50年の初版「幸福と言う名の不幸」上下が出て来た。いつも本箱に納まっていたので読んだものと思っていたのに失念したのか覚えがない。座り込んで読み出したら面白い、母と暮らしている若い女性がいろんな見合いを経験して、様々な男性の姿を見せ付けられて、付き合いはするけれどまとまらない。という話が時の流れと共に展開する。幸福だったある日相手によって不幸になり、不幸だと思っているとき急に幸福な気分になる。そんな話の展開が面白く、結婚適齢期の女心がかかれていて面白く又しても座り込んでしまった。
風が家を通り抜けて過ごしやすい休日、冷蔵庫ではゴーヤチャンプルーやモロヘイヤのお浸しや煮豆などがあるからと昼食も作らず読みつづけた。オットセイは5000キロと決めているタイヤローテーションをするんだとマンション玄関よこの駐車場で車の下に潜っていて、「パンクですか」と多くの人に声をかけられたとぼやいていた。洗濯と掃除もしてくれて有難う。