普段着で榎木孝明絵画展

世界中を自由に旅をして、キャンバスに旅の詩を吹き込む。これがあの俳優のあの人の絵?
私の好きな水彩画でさらりと描いてあって、どこか郷愁があった。
テレビのインタビュー番組で見たので、一度見てみたいと思っていたら、デパートでのお気軽絵画展があり、つられて入った。
特に世界遺産高野山熊野古道を材題にたくさん描かれていて自分も歩いた道がこんな風に明るい絵になっていると言うのが嬉しかった。
小学生の時図工の時間に「よく見て描きなさい、そのとおり書きなさい、白を残してはいけません」なんていわれて絵の具を塗りたくったものだった。この絵は違う、スケッチに色を足しただけと軽いタッチと思えるのに、心がほのぼのしてくる、優しさが甦る。