泣き笑い感動むせぶ松竹座

「どうしても行けなくなったの、入場券を使ってくれないかしら」。友の急な申し出にいつも券をいただく友を誘ったら行くという。そして午後4時開演の道頓堀の松竹座へ。
恥かしい事に松竹座の新喜劇を見るのは、初めてといっていい。テレビでは見たことがあるけれどじっくりたっぷり時間をかけて見終わったことはなかったし、期待はほとんどしていかなかった。座席は花道の前から4番目、友と二人おしゃべりをしながら待つ事数分。
はじめから、辞められない止まらないという感じ、その話に引きずり込まれて笑いと涙に二人の顔がくちゃくちゃ、現代物の芝居でけんか相手が仲良くなる頃のストレス発散説などの場面など、なんとも言えない喜劇の魅力にはまってしまった。