とうさんのかぶらでかいぞ大きいぞ

自分で作るというのはすごい事、帰宅するなりオットセイ「おい、写真だ、デジカメだ、撮ってくれ」。
「何を撮るん?え、かぶら?」「そうや、このでかさを写真に収めとくんや」。そして自分で日当たりのいい部屋へ行ってポーズをする。かぶらを撮るだけだと思ったのにかかえて座ってすましている。日に焼けた顔が赤らんでいる。「かぶらだけでは大きさがわからんから顔を対象物にするんや」そうな。
汗の結晶がこうして実りを迎えてすごく嬉しい。特に間引きをし過ぎてその後に台風で芽をやられてしょげていた6本だけ残った聖護院かぶらだけにひとしおの感があると思う。この写真は又関東の娘らへメールで送り届けるつもりなんだろう。そしてかぶらは千枚漬けとなって関東に宅配便で送る事になる。1枚1枚がいとおしい。葉もじゃこと炒めたり、漬け物、煮物にと潤いを与えてくれた。生きているもののようにいとおしさがこみあげる。
写真はひそかに酒パックと比べて撮ったかぶら。