切抜きの小説読んでる春日和

友人がたまらなく面白い新聞小説*1があるから見てごらんと切抜きの山を持って来てくれた。
はじめのうちは何気なく読んでいたから切り取ってないんだけどと、届いた数247枚、読みすすむうちにやめられない。還暦の丁度私くらいの主婦の話、夫を亡くしてから殻を破っていろんな事に出会いながら成長していく様をハラハラドキドキしながら読む。彼女に降りかかる諸々の事が自分なら耐えられるだろうかと案じたり、専業主婦から外の風にあたって時々自信喪失になる瞬間など、わかるーッと思ってしまう。未亡人の彼女の成長その話はまだまだ続いている。今度その切抜きが届くまでには図書館に行ってその新聞小説の続きを読んでみようと思っている。

*1:魂萌え、桐野夏生