共に生きよう障害者展へぶらり

暇もあったし、ぶらりと散歩に出た。
ふと、この案内版が目にとまった。大きな会場に多くの催し。意を決して入ってみると作品展の絵画の前で、お母さんらしき人が目頭を抑えていた。きっと我が子かお知り合いだろうか。明るいタッチの素直な筆さばきこれは障害者の作品だった。成長を喜んで流す涙だったかもしれない。
障害者の制作展示も大きなホールいっぱいで催されていて、即売もあった。精魂こめて作られた作品の数々が、それぞれの養護学級毎に売られていて、見て回るだけでも感動した。陶芸の部で長めの皿が気に入り、6枚買った。「大事に使いますね、ありがとう」と言ったらゆがんだ顔でにっこり笑ってくれた。