蝋梅の香りあなたに逢いに来た

病気上がりで咳が時々出ることもあって、ウオーキングはしばらく休んでいた。身体がなまっていくようであせってもいた。朝のウオーキングを済ませたオットセイが「今日も寒い!たまらんわ」とふるえていた。
「そろそろね、梅林の蝋梅が咲き揃うのは」と、スーパーでの買い物の途中、立ち話をした友人から話が出た。
急に決心して、一人梅林に逢いに出かけた。
歩いて遠回りして、国宝のある神社を参拝し、一面の梅林を行くと、もう梅は硬くではあるけれどほころび始めていた。もう春の息吹きを感じて白い息を弾ませた。
そんな中、なんと蝋梅が香りを運んでくれ、美しい黄金色の花を沢山つけていた。
きてよかった!わたしの春一番はこんな所で待っていてくれた。