一足早く散らし寿司ですおひな様

姑が生きている頃、3月1日が誕生日だったのでひな祭りの散らし寿司はその日に決まっていました。電車で行けばすぐの所だったのでよく食べ物を運んだものでした。3月3日に作るようになってから14年もの時が経ってしまいました。
娘二人の為にも、季節毎の行事にまつわる食事作りも一緒に食べた賑やかな食卓も今となっては懐かしい・・・。
今は二人でああだこうだと喋りながらのユックリとした二人の食卓。今日は、姑の寿司の味だとほめてくれたまでは良かったのに、はまぐりの吸い物に菜の花とは気に入らん、三つ葉と決まってる、姑はそうだったと、言い出すので、「あなたの野菜が少しでも有効に食べられたらエエやないの、作り手の世話も考えて」「そんなお仕着せがましい事言うなら作ってもらわんでエエ・・・」「あ、そう、わかった」という会話で上機嫌で食べていた食事のフィナーレになってから、こんな・・・ああ気色悪い雰囲気に。
色々ありますよね、今日何か癇に障ることがあったのかもしれない、私の言い方が尻上がりになっていかにも作ってあげているという言葉になっていたのかも知れず・・・とかあれやこれや考えて落ち込んでいたら、「おい、母ちゃん、エエ風呂やでお先に、はよう入りや」ときた。
男なんてコロコロ変わるんやね。ああ、大変だ。