熱燗の会話おでんも喋り出す

雨の日は底冷え、やっと秋らしく鍋が恋しくなりました。
明日は、京都に狩野一門の美術展に出かけることになっている事もあって、大根や里芋、鶏ミンチを入れた白菜ロールに鰆のつみれ、ごぼうや鶏肉銀杏人参などの入ったうす揚げの袋、厚揚げ、こんにゃく、卵、ねりもの・・・明日の留守居が食べられる分まで作ったおでんです。
今日も鍋奉行が、だしを注ぎます。
自分の収穫した野菜を食べる時、声が裏返ります。
「うまいなあ、この里芋・・・まだあるか、いつでも掘って来るで・・・」
「大根負けてへんなあ」