呼び声にドキッとするおばあちゃん

最近お腹ウオ−カーをはいているから、つい歩きたくなってしまう。
秋一番の桜の紅葉を踏んで歩き始めたところ、集会所の前で遊んでいた子ども達が
「おばあちゃーん」
と呼んでいる。何処におばあちゃんがいるんだろうとキョロキョロすると、歩いているのは私だけ・・・少しショック、孫でもばあばと呼んでくれるのに。
「なによ、どうしたん?」
「あのおっきな木に、バレーボールが飛んでいって落ちてけーへんの」
そんな・・・私に言ったってどうしようもないと、見渡せば、集会所の裏に物干し竿が落ちていた、
「みんな手伝うんやで、そこ押えて、先は上にあげて」
3人の子らは一生懸命竿をささえ、伸ばし、枝を張った楠のボールめがけて、顔を赤くする。
このおばあちゃんめも頑張った。
「落ちたで〜」
子らの歓声。
そんな子らの遊びだす声を聞きながら、ウオ−キング。
大○公園と荒○公園を一巡り。お腹を締めている分肉が盛り上がり、それを目立たなくする為に背中を伸ばして・・・。
あるーく、ああるく、歩いていこう。
ああ気分爽快。