雨天決行吟行よりもしゃべる会

バラ園にでも行こうとプランを立てていたのに、駅で集合してみると、ポツポツと雨、「天気予報が当たったのね、何処かへ変更しましょう」。
 考えた挙句、仁徳御陵のある大きな大仙公園の博物館はどうかしら・・・ときまり、駅から15分ほどを歩く。その昔は連れ込みホテルなどもあり、歩くのを避けていた個所だったのに、この地域を来年当たり、世界遺産にとの意気込みでか、えらくきれいに整備され、お堀の周りを快適に歩く。大ぶりになってきた雨に洗われた原生林の緑が美しい。
 11時、予約をするつもりで入ったレストランで、早めの昼定をいただく事になり、ビールをのみ、久しぶりの顔もあり6人は、そこで雨宿りを兼ねたおしゃべりタイム。
 博物館へいざ、そこへは4人までが老人料金で無料、私と若い友は年数が足らなくて200円を支払い入場。
84歳のボランティアの方の案内で、館内を見て歩く。堺で出土した古伊万里の出土品の展示もあり、素晴らしい図案や染付けの新鮮さに感心しました。
 一生懸命見学したつもりなのにさほど時間はかからず、お茶席で抹茶をいただいたら、まだ2時前、まだ遊べるわね、何処に行きましょうかと雨の中。
 そして着いたのはいつものカラオケ場。
5時まで喋って唄って疲れて、又乾杯。
結局1句も作る事ができず、と言うか句の話しも出ずに吟行句会の一日がくれました。