一番乗りが得意げに咲くきゅうり

昨日から、明日は菜園の手伝いを8時半から頼むと言われていたのに、朝5時半から出た花クラブに熱が入り、草取り、雑木の伐採など時を忘れました。そこへ裏山までスリッパであわただしく出て来たオットセイ、これはどうした事!お迎えなんて珍しい事、それとも急な電話かしら、ズボンに入っている携帯にかけてくれたら良いのに、と一瞬見とれていると、近付いた顔がいがんでいる、
「何時やと思うとるんや!8時過ぎとるやろ、8時半からの約束やないか!」
「まだ30分もあるでしょ、どういうことよ、そんな血相変えて!」
「何でもええ、帰って朝ご飯食べて出かけるぞ」
キッチリした人で約束は約束、時間は守る、遅れることは人の時間を盗ることになると厳しい性格。
でも今日は遅れていないことを見せるために、用意してくれていた朝食を食べ終わって、花クラブの服のまま、顔だけ洗って
「さあ、行くわよ、まだ25分だけど、時間通り出来たからね!」
私・・・いやな性格。
菜園に行くと、けなげなきゅうりが誇らしげに咲いて癒してくれました。