チリトテチンにひかれて逢いに吉弥殿

若い友と二人で寄席に行って来ました。
思いもかけず一緒に行く人が急に行けなくなったから代わりにと誘われ喜んでご一緒したのでした。

男前の白い着物がすらりと似合うちょうばはうどんの噺・・・、ピンクの着物で大いに笑わせてくれた歌之助は歌舞伎の大好きな大店の息子の噺・・・、雀松はブルーの着物で酔っ払いの噺・・・、そして吉弥殿はNHKのドラマちりとてちんにはまっていた頃何度聞いたか知れないチリトテチン・・・、ざこば師匠は本物のかすがいを持って来ての大熱演・・・。
笑いました、手をたたいて、声を出して、会館の空調の不具合で寒さに震えながらも周囲の和やかさと一体になって大いに盛り上がりました。

落語は300年の歴史があるとか、何度聞いても、その折々に笑えるのは噺の中に温かい人情が通っているからなんでしょうか。
今日の5人全てが素晴らしく幸せ気分をいっぱい戴きました。
吉弥殿のCDを買いました。もう1度いえ2度3度笑わせていただきます。