神戸まで兄を見舞ったお弁当

姉と待ち合わせて、神戸の西神ニュータウンが建ち並んだ美しい緑に囲まれた病院へ兄の見舞いに行って来ました。家族が寄るのは面会時間以外でも良いそうで、義姉の分もこんな可愛いお弁当を買い込んで、兄と一緒に食堂でいただきました。
抗癌剤の投与がないときは、人恋しさで見舞いの人たちと喋るらしく、今日も私たち姉妹とゲストルームで話すわ話す元気そのもの。

買っていったいちごやお菓子にまで手を出し、77歳、今もかくしゃくと元気です、走り出しそうです、と紹介されてもいけるくらい・・・でも少し痩せたかな、そして気弱に思い出話をしています・・・腕や足の付け根、いたるところのリンパ腺がまるでこぶのように腫れてグリグリと明らかにこれが癌の正体なのかとわかるくらいです。この癌細胞が暴れ始めると怖いそうで、もうあちらこちらに転移しているとか聞くと、兄の元気は案外「からげんき」なのかもしれない、内心どんなに辛い事かとこちらも辛くなりました。