生まれて初めて異物が体内をのた打ち回る体験をしました。
朝から、下剤を１５分ごとに２００ｃｃ２時間でその都度超特急。
夕方病院まで彼に送ってきてもらもらいました、病気になると俄然優しい。
狭いベッドの上に、決められた着衣とお尻に穴の開いたパンツをはいてまな板の鯉状態に。
ウロウロごそごそ腸内をカメラがのた打ち回ります。
いつもの持病が来て、めまい。身体中が何かがおこっている気分が悪い・・・。
・・・終わるとたった４０分くらいなのにぐったり。
心配は要りません、少しただれているところはありますが主治医にきいて下さい、お腹の空気を抜いて楽にしてくださいね、終わりましたと。
黙々と着替えをし、張ったお腹をさすりながら帰途に。
これを、１０年前、大腸がんの手術を受けた彼は、年に１度はやっていたそうでそれの愚痴も言わず、一人で頑張ってきたんだわ、すごい・・・と今更ながら頭が下がります。
病気をしてもなおたくましく生きている一人一人の方々に感動すら覚えます。
