我ら夫婦強いて言うなら漫才師

毎日、決まった時間に洗濯機を回し、ウオーキングの後、朝食それから洗濯物を干すという日課が続いている彼、
私は早朝から花クラブの草取り、その頃帰ってきます。
「おーい、おい!あんたはヤタガラスか」
と怒鳴っています。
「???・・・なによそれ」
「ヤタガラスも知らんのか、辞書ひいて見たらええんや」
「・・・中国古代説話で太陽の中にいるという3本足の赤色のカラスの、日本での称・・・と書いてあるそれがどうしたん」
「靴下が3本しか出てない、だからあんたはヤタガラスや」
「いや、出したはずよ、洗濯機の中を見てくるわ」
「ないない、ちゃんと見たから、無駄無駄」
「あ、ぬいだところに隠れていたわ、やっぱりヤタガラスやね」
毎日が、なにかしらずっこけている私、そして突っ込みの彼、それでどうにか持ってます。