秋一番おでん一本つけましょね

 大根が細々と収穫出来始めると、もう秋、葉はふりかけに、根はいよいよにおでんでんでん楽しいな。
雨の降る午後、二人の共同作業です。
沢山のだしを取って、ジャガイモや卵や大根、こんにゃく茹でて・・・。
明日から一泊の旅に出るので、その間メインはこのおでんでお留守番をしてくれるそうです。よろしくね。

 仲の良かった友人が亡くなり、一人暮らしを始めている知人のところへおでんを運びました。
そこで思いもかけない訃報を聞いて、どうしょうもない悲しみにくれました。世の中には信じられないことが、まさに自分の近辺で起こると、ドギマギして落ち込んでしまいます。若い身で配偶者を癌という憎らしい病に持って行かれたとのこと。悔しく悲しい!
癌で亡くなった友の話、がんと闘う知人の話など最近よく耳にします。癌を完治したダンナを持つ身であっても余計応えます。
 二人でしんみり語りながら、その苦しみのケアを多くの人が支えなくては、でも触れてほしくないかもしれない、悩みは尽きません。けれど残されたものが、幸せにならなくては、その方が悔しい思いをこの世に残されるかもしれない。
どうかどうか、満身の力を出して生きてほしいと祈らずにはおれません。