神鍋(かんなべ)の山ふところでわらび採り

昨日、帰途立ち寄ったスキー場での出来事です。                       
青春の頃バスで訪うたスキー場は、奇遇にも二人の共通の場所でした。
そこへ、何気なく出かけた草原は美しい新緑でおおわれていました。
そして、そこに十数名の可愛い保育園児の姿がありました。
先生の号令の元、わらび採りが始まったのです。
給食ででも食べるのでしょうか、黄色い声で「先生、わらび取ったよー」。
私達も負けじと下を向いて歩くと、わらびたちが時々顔を見せてくれていました。
夢中で捜し歩いて、頂上近く、お鉢を見つけました。その昔火山で地球が爆破されて穴の開いたところだったのです。雄大なその場所は、どこにでもあるような「お鉢めぐり」のコースもありました。
わらびを取りつつ回ったお鉢の美しさは感動でした。

わらびは卵とじと白和えという2種の料理になりました。