熱い夏運んで燃えた孫帰る

横浜に孫が帰っていった。新幹線に送って閉じられた窓に向かって二人がおサルの人形張りに手を振っているのに、照れているのかもう横浜に心が向いているのか孫娘はそっけない。チラッと小さく手を動かしただけ。それに引き換え、小4の男の子はまともに窓ガラスに張り付いてくれ、別れの手を振ってくれた。たまらなく涙が出るのはどうしたことか、充実していた4日間だったのに。
今日は朝から、じーじと孫は二人で小亀を見に行き、帰ったらカンテラ作りをしていた。孫娘は何かと荷造りをし、部屋の片付けをしている。
この子は6年生にもなる。時々辛らつなことを言ってくる。「パソコンの指もっと速く動かせるように練習した方がいいと思うけど・・・」「テレビ台の切り株、ダニが湧くんじゃないの?」「ばーばはご飯のとき作りすぎるんじゃないの?そんなに食べると胃が膨れちゃうよ」どれもこれも嬉しい語らい。
一つ現代版のテストを受けさせられたのには少々ドキッ「スマップの子の名前を言って見て」「かとりしんご・・・なかいくん・・・くさなぎ・・・それからあの干された子・・・そんなもんだったかな」「もう一人いるでしょう、かっこいいの」「ええと、そうそう子供が生まれた、背が高い大きい目の・・・」ついにはき・む・た・くと怒鳴られてしまった。
こんな他愛もない一つ一つがもうなつかしい。今度はいつ会えることやら。もう来年は中学生だもんね来てくれるかどうか。