黒川温泉但馬の秘湯は美人風呂

丹波に住む妹が、新米を取りにおいでと呼んでくれた。日祝をはずして、今朝5時起きで高速をさけて田舎を走る。池田から能勢、篠山と山奥に行くごとにまんじゅしゃげが咲き、コスモスが風に揺れていた。こののんびりさがたまらないと運転をするオットセイの幸せそうな顔。
途中妹の近所に住んでいる兄から携帯が入る。「これから黒川温泉に行かないか、合流することになったからね」という。近くの姉も一緒だとか。結局、道の駅に2台の車を止めて大人が5人で1台の車でいざ黒川温泉へ。
到着してすぐそばの黒川ダム湖を見に行き、ロックフィルダムの立派さに息を呑む。福井にも3つのダムが石組みのロックフィルダムだったが負けていない。
寒いくらいの気候で体が冷えたのか黒川温泉の湯のありがたさ、炭酸の入った湯は少しぬるっとして和歌山の美人の湯「龍神温泉」に似て身体がきれいになっていくように感じた。露天風呂もあり自然の中で湯につかり、3人の久々の語らいにつかの間の至福の時をもてたことに感謝。
昼はイノシシの肉の鍋「ボタン鍋」をつつき、但馬の和田山、朝来など抜けて妹の住む丹波の里にたどり着いたのだった。新米をもらい、生家跡に植えられた栗の収穫をして帰途に着く。