師走の顔が店頭に来て客を呼ぶ

高島屋の食料品売り場への入り口に、デコレーションケーキよりも幅を利かせて「おせち料理」の注文品のモデルが居並ぶ。われ先にと若い主婦が申し込んでいる。友人も「今年は安かったわ、3万円のを申し込んでおいた、もう年の瀬も安心して乗り切れるわ」とか言っていた。
いくら、垢抜けしなくていい、せめて2〜3品でも自分で作ったらいかがと言いたいけれど、それぞれご自分の事情と言うものがある。われはわれ、と行きましょう。
今年は、わが家の暮れは、いつもの品目は作れないかもしれない。私の還暦の為に、長女の子供と次女夫婦総勢7名が年末から来てくれる事になって嬉しい期待で胸がいっぱい。
おせち料理の注文品のほとんどは真空にして冷凍品だと聞いたことがある。てんやわんやのうちに迎えるおせち料理は大変かもしれないから今年は世間並みに少しは冷凍をしてみようかとも考えている。そう言えばオットセイは冷凍嫌いだった。一度試食をしてもらおうかとひそかにもくろんでいる。
早くも出てきた迎春準備の甘栗や黒豆、餅などのコーナーを横目に見ながら気ぜわしくなった師走初日の買い物だった。