美味しいなカニはやっぱり但馬だね

「美味しいカニを食べに行こう会」なる会を結成して兄弟の間では、毎年、年に一度集まって但馬に行っていたらしい。丹波に住んでいる姉、兄、妹達にしたら堺の地にいる私をはるばる呼ぶのは気が引けたらしいが、去年、小耳にはさんだ折、「行く時は呼んでや」と念を押しておいた。
いよいよお呼びが来て、今日はオットセイと二人で、JR北近畿に乗り、山陰の和田山の「お料理処 寂(しずか)」という妹推薦のカニ料理を食べに行った。兄70歳夫婦、姉77歳、妹54歳そして私達の6人は、食べるわ食べる、殻をバケツにほうり込みながら、「かくちゃんが結婚するねん」「みわもするんよ」などと喋っては食べ、食べては喋る。そして分かった。誰でも最後には食べるものへの欲望が満たされた時が至福の時なんだと。みんなの顔はつやつやと輝いて見えた。いつまでもこんな時を楽しみたいね。
又、大阪へのJRに乗って二人の日帰りのカニだけの日はおわった。