ああ姉が80歳で黄泉の国

昨年暮れ、胃の癌を摘出、その後腸の癒着で入院していた姉が頑張りの甲斐なく身罷って逝きました。8人兄弟の長姉として暖かく優しくそしてしっかりものだった姉でした。したから2番目の私を慈しみの目で、見守ってくれた、まるで母親ぐらいの歳の開き。
いつぞや見舞った折に、オットセイの蕎麦を食べたいと言っていた姉の為に、今日蕎麦を打ってくれた彼・・・明日は二人で見舞いに行こうねと決めていた。「明日は見舞いに行くから」と姪にメールを打ったら「ありがとうございます」と返信メールがあった。その1時間もたたない夕方6時過ぎ、次兄から「ついに、くる時が来た」と電話があり、急変したらしくそのまま帰らぬ人になってしまいました。
夕食は咽喉も通らないほどのショックで、一口食べては姉を思い、姉妹で旅を楽しんだ事や嫁いでから舅姑がきつくて苦労していた事、はにかんだような笑顔が母と生き写しだった事・・・など様々な事が浮かんで消え、辛い時を過ごしました。
諸行無常・・・安らかに眠ってと祈らずにはおられません。