沈まぬ太陽胸つかえつつ読み終える

用事を全て片付けて「ハイ読書」という日が取れなかったけれど、多忙な中を立って読み、寝て読み、コンロの前で読みとにかく夢中だった。このところオットセイとの話題もこの中から、飛行機に乗るのさえこわくなるような事柄の数々に憤怒を覚えた。そして今全5巻から解き放された。心に大きな課題が残っているような内容だっただけにまだまだ、考えさせられるものがある。よくぞここまで書きあげたものだとしばし言葉もない。